はじめに
やっほー!今日もだらだら、会社辞めたい夫婦です(^_-)-☆

セミリタイアを目指すにあたってどのようなポートフォリオにすればいいのか迷っている人は意外に多いのではないでしょうか。
今日は科学的なデータをもとにFIREしたい夫婦に最適なポートフォリオを検討していきたいと思います(^^♪
トリニティスタディ
アメリカの有名なトリニティスタディという研究では、
株式:債券=50:50で保有している場合、毎年4%ずつ資産を取り崩しても
30年で資産がなくなる可能性は0%という結果が出ています。
これは有名な米国のSP500指数連動のインデックスファンドに50%(ETFだとVOOとかが該当)、米国の優良社債(ETFだとLQDに該当)に50%投資した場合の数字です。
またEarly Retire Nowというブログを運営してらっしゃる経済学の博士号をもつFIREの先駆者が出してくださっている別のデータではこのような結果になっています。
上の横軸が取り崩し率、縦が株:債券の割合別のデータです。

表を見てもらうとわかると思いますが、株式100%の攻め気味なポートフォリオでも毎年3%ずつ取り崩すだけなら60年後に資産が底尽きる可能性は0です。ちょっと保険をかけて25%だけ債券を保有するのもありかもしれへんな。
資産の成長率
次は成長率を見ていこう。まだFIREするための資産が貯まってない場合、
成長率も重要な要素やな。
あんまりいいデータがなかったから、自分で作ってみたで。
まずは、SP500連動のETFであるVOOと米国の優良社債ETFのLQDの10年の値動きやで。
青が株、赤が債券。見てもらったらわかると思うけど、株は10年前の4倍になっているのに対して、債券はほとんど値上がりしてないことがわかるな。

次に、初期費用10万ドル(約1000万円)に設定して、
株式:債券をそれぞれ100:0、90:10、75:25、50:50で
投資したときの10年の推移を見てみるで。
こんな感じになったで。

株式:債券が50:50のときと株式100%のときやと10年で1000ドルぐらいの差が出てるな。1000ドルというとだいたい100万円や。大きいな(;’∀’)
結論
結論としては、FIREを目指していて、まだ十分な資産を持っていない場合は、
この3択が理想的なポートフォリオやと考えられるな(^_-)-☆
・3%で取り崩すことを前提に株式100%にする。
・引退前は100%株式、引退後に一部株式を債券に買い替えて4%取り崩す。
・リスク分散のために10%~25%の範囲でFIRE前から債券を組み入れる。
ただし、あくまで過去こんな感じやったよーってだけで実際今後どうなるかは誰にもわからないので、今後の見通しをしっかり考えて検討する必要があるよ(^_-)-☆
我が家は10%ぐらい債券ETFのLQDやAGGをもって残りは全部株式にしてるで!
米国は昔も今も最強の投資先だとは思いつつも、ほかの地域が伸びてくる可能性もあるのでそのへんも考慮に入れて銘柄選定をする必要もあるかもしれん。
米国ETFポートフォリオの具体例
あくまで具体例なので、参考までにとどめて自分で考えて投資するんやで。
ここで使用する銘柄は運用の手数料が安くて、運用実績も良好、大手の資産運用会社ができる安心できる銘柄を選定しているつもりやで(^^♪
銘柄一覧
VT:全世界株式
VTI:全米株式
VOO:S&P500指数
LQD:米国優良社債
VYM:高配当米国株
SPYD:S&P500の中で高配当なものを集めたやつ
HDV:米国高配当株
米国の株式に投資:めんどくさがりの米国一強派、株式100%派におすすめ

全世界の株式に投資:めんどくさがりの全世界に分散投資したい株式100%派におすすめ

こんな感じで一つの銘柄でもETFは株の詰め合わせパックなので、十分なポートフォリオになるで(^_-)-☆
米国株:米国債券=75:25のリスク抑えめ派におすすめ

近い将来配当金がたくさんほしいチャレンジャー米国一強派

近い将来の配当金と増配による将来の配当金を一気に狙う米国一強派

配当金が欲しいが、債券や世界に分散してリスクも減らしたい欲張り派

まとめ
いかがだったでしょうか。自分に合ったポートフォリオを作る参考になったらうれしいです(^_-)-☆
